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池上本門寺五重塔 | 池上本門寺宝塔 | 世田谷代官屋敷(旧大場家住宅) | 徳富蘆花 旧居 |
大田区池上 | 大田区池上 | 世田谷区世田谷1-29-18 | 東京都世田谷区粕谷 |
竣工/慶長12年(1607/江戸初期) | 竣工/文政11年(1828/江戸後期) | 竣工/元文2年(1737/江戸中期) | 竣工/明治中期 |
★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 |
二代将軍・徳川秀忠の病気快癒を祈願して、秀忠の乳母が建立した。高さ29・37m、朱塗り。屋根は初層と二層が本瓦葺、三層からは銅板葺である。初層は和様、後の四層は唐様である。 |
上下層とも円形の平面を持つ仏塔。屋根は宝形造、銅板葺。宗祖(日蓮)の550回忌に際して信徒の本願により建立。内部空間を持つ木造の宝塔は類例が少なく、この宝塔は最大規模である。 |
世田谷郷土館。大場家は名主や世田谷宿の問屋役を代々勤めた家柄である。主屋は70坪、寄棟造、茅葺。桁行17.33m、梁間11.03m。 |
茅葺の家で、徳富蘆花(小説家)は明治40年にここに転居、死去するまでの20年間をここで過ごした。最初は小さかった家も増築して大きくなり、周囲からは「粕谷御殿」と呼ばれたようで、ここでの6年間の生活記録を書いたのが「みみずのたわこと」である。 |
妙法寺祖師堂 | 金剛寺不動堂 | 金剛寺仁王門 | 正福寺仏殿 |
杉並区堀ノ内3-48-8 | 日野市高幡733 | 日野市高幡733 | 東村山市野口町4-6-1 |
竣工/文化9年(1812) |
竣工/興国3年(1342/室町前期) | 竣工/室町後期 | 応永14年(1407/室町中期) |
★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国宝 |
江戸時代後期に「堀之内の厄除けお祖師様」と多くの参詣者を集めた。明和6年の火災により諸堂宇と記録も焼失し、それ以前の詳しい寺史は不明。祖師堂は、2枚の棟札から、火災後早くも明和9年に再建されたが、損朽がはげしかったためか、文化9年大工棟梁:山田與兵衛樹孝によって建立された。 |
真言宗智山派別格本山。京都智積院を総本山とする関東屈指の古刹であり、高幡不動として広く知られている。建武2年8月4日夜の大風によって堂宇が倒壊し、現在の場所に移し建てたのが、現在の不動堂である。不動堂は方5間、入母屋造、向拝一間、茅葺形銅板葺。 |
この仁王門は3間1戸楼門の形式で室町後期の建立。江戸時代には平屋建ての八脚門のような外観であったが、昭和34年の解体修理工事に際し、本来は2層の楼門であったことが判明し、現在の姿に復原された。入母屋造、茅葺形銅板葺。境内、周辺とも賑やか印象である。 |
鎌倉の円覚寺舎利殿とともに禅宗様建築の代表的遺構。入母屋造、こけら葺、屋根は強い反りを持つ。扇垂木、三手先の詰組組物である。平面は三間四方に裳階を廻して、開口部は花頭窓や弓欄間、内開きの桟唐戸など禅宗様の意匠である。内部は土間で、中央に須弥壇を設けている。 |
広徳寺本堂 | 広徳寺山門 | 広徳寺総門 | 塩船観音寺本堂 |
あきる野市小和田234 | あきる野市小和田234 | あきる野市小和田234 | 青梅市塩船194 |
竣工/慶安2年(1649/江戸前期) | 竣工/慶安2年(1649/江戸前期) | 竣工/正徳4年(1714) | 竣工/江戸末期 |
★都指定史跡 | ★市指定文化財 | ★市指定文化財 | ★国指定重要文化財 |
臨済宗龍角山広徳寺は、応安6年開基の正應了受居士によって創立された。鎌倉の建長寺70世である心源希徹禅師を請じて開山したと伝えられる古刹。現在の堂宇は18~19世紀の再興である。本堂が東西の中心軸上に配置される。 |
境内は東向きに総門、山門(共に市文化財)、山門と本堂の間の参道を挟んで北側に鐘楼、南側に経蔵が対峙する禅宗伽藍構成である。知名度は高いとは言えないが、非常に優れた建築群を有する寺院である。 列島古建築紀行に掲載 |
寄棟造、屋根は「奥多摩の虎葺き」と言われる茅と杉皮の混ぜ葺きである。桁行7間、梁間5間。阿弥陀堂は寄棟造、茅葺型銅板屋根。山門は切妻造、茅葺の八脚門。境内は広く多くの文化財を持つ寺。 |
宮崎家住宅 | 聞修院本堂 | ||
青梅市駒木町1-684 | 青梅市黒沢3-1578 | ||
竣工/19世紀初頭頃 | 竣工/嘉永3年(1850/江戸後期) | ||
★国指定重要文化財 | ★ | ★ | ★ |
元は青梅市成木地区有倉にあった農家。広間と出居の三部屋から成る下層農家の家。塩船観音寺本堂と同じ「トラブキ」または「マゼブキ」と言われる茅と杉皮を混ぜた屋根の葺き方をしている。 | 天文年間の創立で、開山は青梅市根ヶ布の天寧寺三世霊隠宗源大和尚。建物詳細は不明だが、本堂は寄棟造、茅葺の整った表情の堂である。 |
2020.12.20修正