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古建築研究会・平成14年度研修会
新潟県の古社寺巡りと温泉の旅
平成14年10月21,22日
 

2日目出湯・中喜屋-->県道-->安田IC-->磐越高速道-->北陸高速道-->関越高速道
-->小千谷IC-->魚沼神社-->国道17号-->小出町-->西福寺-->国道291号-->六日町(昼食)
-->六日町IC-->関越高速道-->東松山IC-->県道-->国道125号-->三和町-->土浦

北魚沼郡小出町・西福寺大浦開山堂

 魚沼神社から西福寺までは一般道路を通り、約30分くらいで着きました。西福寺の開山堂は写 真のように今は覆い屋の中にあります。西福寺は開山堂のおかげで観光地になり、廻りには呼び込みのついたお土産屋が何件かありました。開山堂は見た通 り、身舎が三間で一間の裳階が付くように見える。しかし、内部は2階建てである。

 西福寺大浦開山堂 1857(安政4年) 県指定

 開山堂は幕末の彫刻家・石川雲蝶の作品で有名である。幕末の名匠、石川雲蝶の彫刻・絵画に多才な技術を持ち。特に開山堂天井の透かし彫りは天井一面 に彫られ た絢爛豪華な大作。西福寺の開山堂は安政 4年(1857)に20年の歳月を費やし建立。名匠石川雲蝶の彫刻が素晴らしく、別 名越後日光とも呼ばれています。

 とくに天井の彫物の道元禅師は目にガラスをはめ込むなど高度な技が駆使され、まさに芸術品。正面 の向拝に彫られた龍も精緻を極めいます。

 開山堂の内部は薩英禁止の為、ここには載せていませんが是非、行く機会がありましたらば見に行って下さい。なお、西福寺本堂は1801(享和元年)の建立。廊下の節穴は石川雲蝶がいろいろな形で埋めてあり、結構楽しめる。写 真は開山堂の拝観券。 帰路は六日町より関越高速に乗り、東松山で降り、一般 道を通って茨城に帰った。

   
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