久慈郡

11.稲村神社
本殿 拝殿 中門は元禄時代の頃のものと思われる古材が使われている。
所在地:常陸太田市天神林町3228

社格:名神小 旧郷社
祭神:饒速日尊(ニギハヤヒノミコト:物部氏祖)

久自国造に物部連の祖。伊香色雄命三世孫船瀬足尼が任命された時に饒速日尊をまつった。物部氏族二十五部の中に狭竹物部があり、一族が住んだことにより佐竹郷の起因となった。元禄元年(1688)徳川光圀が本殿・拝殿を造営。
中門の梁や組物に元禄時代頃の古材が使われているように思われた。もしかして徳川光圀が造営した時の建物の解体材料が利用されているのではと推測するとなんとなくわくわくする。

創建:(伝)第13代成務天皇年間(2世紀前半)
例祭:5月1日
本殿様式:神明造