帝釈峡近くにある曹洞宗の寺院。堂は方三間の仏堂である。宝形造、特異な屋根の形をしている。 なぜ、この形かと寺の人に訊いたが不明とのこと。内部は土間で天井の低い住宅風の意匠である。 大分、改造されているようだが柱、舟肘木、天井などは当時からのものである。面積27.98㎡。 辺りはとてものどかな緑野である。