境内は広くはなく敷地いっぱいと思えるほど堂々と聳えている。方五間、寄棟造り、茅葺屋根。柱をたて堂内は吹き放ちで間仕切りもない。ここは「杉野原の田楽舞」という国指定無形民俗文化財の舞殿でもある。 和歌山市から遠く離れた山中に潜む名堂である。