列島古建築紀行 第29回

  
写真・文 宮本和義

 

撮影 2016.04  

如法寺観音堂  長野県中野市大字中野字観音平  天保7年(1836/江戸後期)★市指定文化財

大同2年に空海が自作の千手観音を安置したのが寺の始まりである。観音堂は別称「大悲閣」と呼ばれる傾斜地に建てられた懸造りの御堂で桁行5間、梁間3間。天井は格天井で見応えのある極彩色の観音像が描かれている。

 
2020.10.06