鳥取東照宮拝殿 | 鳥取東照宮本殿 | 福田家住宅 | 不動院岩屋堂 |
鳥取市上町87 | 鳥取市上町87 | 鳥取市紙子谷60 | 八頭郡若桜町岩谷堂 |
竣工/慶安3年(1650/江戸前期) | 竣工/慶安3年(1650/江戸前期) | 竣工/江戸前期 | 竣工/室町後期 |
★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 |
鳥取東照宮は、鳥取藩初代藩主池田光仲によって造営され、創建時は因幡東照宮と称したが、2011年までは樗谿神社(おうちだにじんじゃ)と称していた。拝殿と幣殿は平面凸字形に接続する。本殿前には平唐門の中門を設る。 | 本殿は総欅、桁行3間、梁間2間、向拝一間付、入母屋造、檜皮葺。本殿、拝殿、幣殿、唐門が国重文。神社境内は樗谿公園となっており、梅林、遊歩道、芝生広場が整備され、周囲の緑を映す大宮池があり、憩いの場である。 | 福田家は、中世の土豪を祖とすると伝わり、代々庄屋を勤めたという。県下に分布する三間取り広間型農家のうちの最古例。後世の拡張はあるが主要部材は良く残っている。荒い手斧はつりの柱、多角形断面の梁など古式である。 | 吉川川沿いにある天然の岩窟には嵌めるように建てられた懸造りの御堂。前面入母屋造、とち葺。正面及び東面の廻縁に擬宝珠高欄を備える。三仏寺投入堂、龍磐寺奥院礼堂(大分)と共に「日本三大投入堂」の一つとされる。 |
若桜町歴史民俗資料館 | 矢部家住宅 | 飛龍閣 | 高田酒造 |
八頭郡若桜町大字屋堂羅31 | 八頭郡八頭地大字用呂1278 | 倉吉市仲ノ町3445-1 | 倉吉市西中町2633 |
竣工/明治40年(1907) | 竣工/江戸前期 | 竣工/明治37年(1904) | 竣工/天保14年(1843/江戸後期) |
★ | ★国指定重要文化財 | ★国登録文化財 | ★国登録文化財 |
当時、銀行の威信をかけて銘木を駆使して建てられた銀行建築。間口に比して軒が低くどっしりとした印象がする。土蔵造、赤瓦葺。昭和56年まで山陰合同銀行若桜支店として使われていた。「若狭郷土文化の里」内にある。 | 元は武士で、帰農して周囲地域の重役を歴任する豪農となった。桁行10.5間、梁間5間、入母屋造、茅葺。外壁は真壁造、土壁仕上げ。内部は左半分が土間、右は4列2室の居室。当初の構造は変化少なし、架構は豪壮。 | 当時の皇太子が(大正天皇)山陰行啓の際の宿舎として建てられた。木造平屋、入母屋造、桟瓦葺、建築面積203㎡。格式が高い造りで、用材は京阪神地方から吟味されたものが用いられた。大工・山田市平が建築した。 | 屋号を「檜皮屋」といい文久元年から醤油醸造を営み、明治8年から酒造を開始した。明治40年の皇太子(大正天皇)の山陰行啓の際には随行した憲兵将校の宿を勤めた。本町通りに面して主屋と仕込蔵が南面してたつ。 |
山陰民具 | 鳥飼家住宅 | 打吹(ウチブキ)玉川の町並み | 大山寺阿弥陀堂 |
倉吉市西岩倉町2196 | 倉吉市関金町関金宿 | 倉吉市魚町 他 | 西伯郡大山町大山 |
竣工/江戸中期~後期 | 竣工/江戸前期 | 竣工/ | 竣工/天文21年(1552/室町後期) |
★国登録文化財 | ★県指定文化財 | ★伝統的建造物群保存地区 | ★国指定重要文化財 |
木造二階建、桁行5間、梁間6.5間、切妻造、桟瓦葺(元は草葺)。内部は西側が一列3室の居室、東側は裏まで抜けられる通り土間。山陰民具は創業100年以上、現在地には大正初めから。 | 江戸時代に庄屋を務めた旧家。桁行18.5m梁間8.07m、入母屋造、茅葺。広い土間に当地方特有のマヤ(牛小屋)がある。内部は広間型三間取り。江戸初期を下らぬ頃の民家で貴重である。 | 中世に打吹城が築かれ城下町として発展した。江戸初期から大正時代までは商業都市として栄えた。伝統的建築群は本町通りの石州瓦の町屋群や玉川沿いの土蔵群を始め約100棟が現存する。 | 貞観7年(865)慈覚大師の創建と伝わる古刹。亨禄2年に山津波で倒壊、天文21年、現在の場所に再建、その際古材が使われて鎌倉時代の様相を留める。正面5間側面5間、宝形、こけら葺。 |
三仏寺投入堂 | 三仏寺観音堂 | 大神山神社奥宮 | 大神山神社奥宮末社下山社本殿 |
東伯郡三朝町三徳1010 | 東伯郡三朝町三徳1010 | 西伯郡大山町大山1 | 西伯郡大山町大山1 |
竣工/平安後期 | 竣工/正保5年(1648/江戸前期) | 竣工/文化2年(1805/江戸後期) | 竣工/文化2年(1805/江戸後期) |
★国宝 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 |
投入堂は三仏寺の奥之院。廻縁も含めた平面規模は東西5.4m、南北3.9m、屋根は流造、檜皮葺。 | 桁行3間、梁間3間、入母屋造、銅板葺の崖造風。江戸前期に鳥取藩主・池田光仲が再建した。 | 奈良時代に創建。京都の棟梁・三輪平太の手により再建された。奥宮は国内最大の権現造の社殿。 | 下山神社は奥宮の末社。津和野藩主・亀井矩賢氏の再建。複雑な屋根を持つ八棟権現造、檜皮葺。 |
門脇家住宅 | 後藤家住宅 | ||
西伯郡大山町大山所子360 | 米子市内町72 | ||
竣工/明和6年(1769/江戸中期) | 竣工/正徳4年(1724/江戸中期) | ||
★国指定重要文化財 | ★国指定重要文化財 | ★ | ★ |
所子村の大庄屋を務めた旧家の主屋。間口11間、奥行き7間の山陰地方を代表する大型民家。寄棟造、茅葺。伯耆特有の作りで、太い梁を縦横に高く組み上げた構えは、他に類をみない豪壮なものである。普請の記録が残る。 | 代々廻船問屋を営んだ商家。主屋は切妻造、本瓦及桟瓦葺。玄関部分と書院座敷部分は後の付加であり、しかも各々が別の場所にあった建物の一部を移築したと推定される。増改築を繰り返しており複雑な間取りの家である。 |
2020.06.01