建築文化史家 一色史彦氏の略歴
履歴
◎ 昭和十五年六月三十日 彫刻家一色五郎の四男として東京に生れる。
◎ 土浦小・土浦一中・土浦一高卒、東京大学工学部建築学科卒、
同大学院修士課程・博士課程に進み、日本建築史・都市史を専攻
◎ 昭和四三年七月一日〜五七年六月三十日東京都立大学工学部建築工学科に奉職、
その間東洋大学工学部建築工学科で十ヶ年、筑波大学芸術学群にて一ヶ年
日本建築史及び都市史の講師を務める。
◎ 昭和五七年七月、常陸七福神、平成四年一一月、佐竹七福神、開設
主な行政及び市民活動
◎ 茨城県文化財保護専門委員 (昭和四八年七月二四日〜昭和五二年)
◎ 茨城県文化財保護審議会委員 (昭和五二年十一月七日〜昭和六三年一月二七日)
◎ 土浦市文化財保護審議会委員 (昭和四五年より六二年末)
◎ 八郷町文化財保護審議会委員 (昭和五七年より継続)
◎ 土浦の自然を守る会会長 (昭和五五年より三ヶ年)
◎ 結城市・伝統産業都市整備計画策定委員会会長 (昭和五七年)
◎ 木造住宅産業振興モデル事業計画策定委員会委員(昭和五五年より五ヶ年)
◎ 茨城県商工連合会「観光と町づくり」副委員長 (昭和五八年から五ヶ年)
◎ 新奥の細道整備計画委員会委員 (昭和六三年度)
◎ 阿武隈地域整備計画委員会委員 (昭和六四年度)
◎ 青函地域総合整備計画委員会委員 (平成二年度)
◎ 北関東・南東北県際地域交流整備委員会委員 (平成二年・三年度)
◎ 東北中部広域都市圏整備計画委員会委員 (平成三年・四年度)
◎ 両毛地域整備計画委員会委員 (平成四年・五年度)
現在の肩書
◎ 建築文化振興研究所所長(昭和五五年四月一日、土浦市に設立)
◎ 建築文化史家
◎ (有)コモンセンス所長(平成四年六月、東京都に設立)
◎ 七福神文化振興事業団役員
◎ いばらき文化振興交流会会長
講演会活動
◎ 文化財の保存と活用(文化財と骨董品の違い、モノにココロあり等々)
◎ 「渡り」の文化論
◎ 商業近代化と町並整備(のれんとは何か、農間商渡世の意味)
◎ 日本のタブ−・宗教と土地
◎ 古社寺遍路と古民家探訪
◎ 和風住宅の成立
◎ 「文化」の理解・周恩来先生と水戸光圀公
◎ 七福神の活用(七福神めぐり、七福神文化振興の意義)
◎ 二宮尊徳翁の地域振興策 等
主な出版著書
◎ 「日本の町並み」関東編(昭和五十七年七月)
◎ 「ふるさと茨城の景観」(昭和五十九年三月)
◎ 「ふるさと住まい探訪 農家編」「 町家編」「 集落編」(平成四〜六年三月)
◎ 「茨城の古社寺遍路(上)」(平成六年七月出版)
◎ 「茨城の古社寺遍路(中)」(平成十年七月出版)
◎ 「モノにココロあり」(平成十一年七月出版)
◎ 「茨城県古社寺建築細部様式拓本集(一)」(平成十二年七月出版)
主な調査報告書・修理工事報告書
◎ 「茨城県の民家」(昭和五十一年三月)
◎ 「土浦の町並」(昭和五十四年五月)
◎ 「茨城県の近世社寺建築」(昭和五十七年三月)
◎ 「明野町の建築」(昭和六十一年三月)
◎ 「逢善寺本堂保存修理工事報告書」(昭和六十二年三月)
◎ 「土浦城 櫓門保存修理工事報告書」(昭和六十三年三月)
◎ 「取手市史 社寺編」(昭和六十三年三月)
◎ 「美浦村の寺社」(平成五年三月)
◎ 「竜ヶ崎市の寺社」(平成六年三月)
◎ 「観音寺保存修理工事報告書」(平成六年三月) 等
◎ 「長勝寺保存修理工事報告書」(平成八年三月) 等
以上 平成十二年四月現在